“元保育士”と聞くと、どんなイメージを持ちますか?

育児のスペシャリスト。

育児の正解を教えてくれる人。

そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。

私は約150名が通う保育園で、10年間保育士として働いていました。

新人の頃、先輩保育士からこんな言葉をかけてもらったことがあります。

「あなたは新人だけど、保育のプロなんだよ。だから保護者と関わる時も自信を持って大丈夫。」

子どもを育てたことのない私は、

「本当に保護者の方に信頼してもらえるのかな…」

と不安でした。

でもその言葉に背中を押され、先輩たちから学びながら経験を積み、保育のプロとして子どもたちや保護者の方と向き合ってきました。

そして、子どもの出産を機に保育士を辞め、母になりました。

そこで初めて気づいたことがあります。

保育士は『保育のプロ』であって、『育児のプロ』ではない。

保育士として、保護者の方から相談を受けてアドバイスをすることはありました。

でも、本当の意味で育児の大変さや苦しさは、自分が母親になって初めて知りました。

2児の母になった今、心から思います。

育児に正解なんてない。

子どもによっても違う。

家庭によっても違う。

ママやパパの性格によっても違う。

Aちゃんに合う方法が、Bくんにも合うとは限りません。

だから、

「これをすれば大丈夫!」

と言い切れる育児なんて、本当はないんです。

実は私自身も、保育士だったからこそ苦しかったことがあります。

「この年齢ならこれくらいできるはず。」

そんな知識があるからこそ、我が子と比べてしまったこともありました。

育児書を読んで、不安になったこともあります。

子どもの発達には個人差がある。

そんなことは保育士として何度も伝えてきたはずなのに、

我が子のことになると、心配が勝ってしまいました。

知識があっても、不安になる。

それが親なんですよね。

だから今、私は思います。

SNSでよく見かける

「○歳までにやるべきこと」

「これをすると自己肯定感が下がる」

そんな強い言葉に、振り回されすぎないでほしいんです。

もちろん、参考になる情報もたくさんあります。

でも、それが今のあなたやお子さんに合うとは限りません。

正解を探し続けるより、

その時のその子に合う方法を、一緒に探していく。

それが子育てなのではないでしょうか。

実は、子どもの命を毎日守っているだけでも、本当にすごいことです。

特に未就園児は、一瞬目を離しただけで命に関わることもあります。

それなのに今は、ご近所付き合いも少なく、気軽に頼れる人が近くにいない家庭も増えています。

私自身、

近所に仲のいいママ友もいない。

気軽に親も頼れない。

夫は出張で不在。

そんな環境で子育てをしていた時期がありました。

ストレスで頭がおかしくなりそうになることもありました。

その時、心から思ったんです。

「ここではない、もう一つの居場所が欲しい。」

仕事をしていた頃は、「職場」という居場所がありました。

でも専業主婦になった私は、24時間365日、子どもと向き合う毎日。

自分で選んだ道だったけれど、想像以上に孤独でした。

支援センターへ行っても、公園へ行っても、なぜか心は満たされない。

私は、安心して「今日しんどかった」と言える場所が欲しかったんです。

だから私は、

ママやパパの「もう一つの居場所」を作りたいと思いました。

誰とも比べられない。

誰にも育児を責められない。

ひとりぼっちで孤独にさせない。

『正解』を教える場所ではなく、

「こんな考え方もあるんだ。」

と思えたり、

「今日も頑張ったね。」

そんな言葉で少し心が軽くなる場所。

それが、私の目指す『コッコのひみつきち』です。

だから私は、

育児の「正解」を教えることはできません。

でも、

一緒に考えることはできます。

一緒に悩むこともできます。

そして、

「今日も頑張ったね。」

そう伝えることはできます。

『コッコのひみつきち』が、

頑張るママやパパにとって、もう一つの居場所になれたら嬉しいです。

ミドッコ

育児に正解はなくても、
一緒に考えてくれる人がいるだけで、心は少し軽くなるよ🌿

--コッコからのひとこと--

コッコのひみつきちは、ママたちが安心して気持ちを話せる場所でありたいと思っています🌼

記事の感想や今悩んでいることなど、どんなことでも大歓迎です☺️
あなたの言葉が、誰かの「私だけじゃなかった」に繋がるかもしれません。
気軽にコメントしてくださいね🐔🐥✨

コメントお待ちしています